「友達が減っていくのが、大人の証」という記事について
昨日日経ビジネスオンラインで非常に興味深い記事が上がりました。
「友達が減っていくのが大人の証です」
筆者が成人式で群れる若者たちをみて「群れるのは君たちがまだ大人になっていないから」だとキッパリ言いました。
つい数日前に成人式をした人は悲しかったと思います。
この記事はいろいろと議論を呼んでます。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20140116/258348/?n_cid=nbpnbo_rank_n
一度読んでみてください。
私は成人式は出ればいいと思います。
なぜなら成人式は人生の中で若さという武器で、気力体力、外見の美しさ、スタイルなど一番いい時期だと思います。またきれいな振り袖やスーツに身を包み「これからの私の人生は美しき、輝き続けるだろう」という根拠のない自信をもってそれを疑いません。その若いというときを写真に残すことが出来る一生に一度の機会です。
ぜひでましょう。
私のこの記事に関する考えはこうです。
「ただ群れるのは時間とお金の無駄であり、無意味な集まりは早々に切り上げることが出来るのが大人の証」に言い換えます。
私が考える「ただ群れる」「無意味な集まり」とは新しい発見もなく、毎回同じメンバー、同じ場所、同じ話題、ひたすら続く愚痴など内容のない話をしている集まりのことです。
こういう集まりは時間も過ぎるのが遅いし、「はやく帰りたいな」とだれしも思ったことがあると思います。
私この時間を読書や考え事に使った方がかなり有意義だと考えます。また意味ない2次会、3次会に使うお金を書籍や旅行に使った方がかなり意味があります。
だから私はもう意味ないなと思った集まりでは切りのいいところで早々に帰ります。
「あいつは協調性ないやつだな」と思われても関係ありません。帰ります。
さて「友達が減っていくのは、大人の証です」は本当にそうでしょうか。
私は違います。
いま私は20代ですが大人になるに連れて友達は増えています。
ですが子供の頃とはなにか違う友達との間で特別な距離を感じます。
自分が冷めてきたからでしょうか。
小学校のころ外で走り回り毎日一緒にいた友達ともそうです。昔とは違う距離を感じます。
これはやはり大人になるに連れて職業、金銭面、など様々な部分で明らかに差が出てくるのを感じるのだと思います。例えば一緒に食事をする店を一つ考えるにしても7000円の夕食がどうってことのない人もいれば3000円の食事でも高いと思う人もいます。
友達と一緒に旅行するにしてもホテルや飛行機のグレード、食事など金銭面で折り合いをつかせなければならないところにストレスを感じるひとはたくさんいるでしょう。
「もっと高い食事が食べたかったのに」「なんでこんな高い居酒屋選ぶんだよ、今月きついんだよ」などです。
ここにストレスを感じる人は一緒に長時間いたり、旅行するのは無理でしょう。
またサラリーマン、自営業でもおおきな違いがあると思います。
だから私は大人になるに連れてこの差に気づき始めるのが大人だと思います。
世の中では自分の考えがすべて正しいのではないと気づくのもそうです。考えが違う人も受け入れ上手に会話をすることができるのが大人だと思います。
また長年続いている友達というものは自分に生きていく上で必要な情報を与えてくれたり、生きていくのに疲れたときになにか癒しや浮上のきっかけを与えてくれる人なのだと思います。なんだかんだ人はお金を稼ぎ生きていかねばなりません。
この情報を与えてくれる人は雑に扱えないし、自分もなにか情報を与えるのが長く続く仲なのです。
だから人にどんどん情報をあたえましょう。
群れている場合ではありません。
では